- 407 名前:可愛い奥様 mailto:sage [2008/01/12(土) 16:43:06 ID:DNiqBSVQ0]
- ●日本人未亡人の300億円をめぐる遺産争い
昭和61年、イタリア富豪の日本人未亡人の巨額な遺産相続をめぐる裁判がベニスで起った。 昭和57年に死亡した夫のレンツォ氏(75)はミラノの富豪の家柄で手広くベネチア・ガラスを 販売していた。この遺産の相続人はベニスに住むチェスキーナ・永江洋子さん(54)。 洋子さんは東京芸大でハープを学び、1960年イタリアに留学。2年後にレンツォ氏と同居し、 77年に正式に結婚した。レンツォ氏は離婚した先妻との間に子供がおらず、洋子さんとの 間にも子供はいなかった。 レンツォ氏が死亡すると「すべての遺産の相続者として妻を指名する」との遺言に従い、 全遺産を洋子さんが相続した。 しかしこれにたいして、レンツォ氏の甥が「遺言書はニセ物の疑いがある」として、遺産分与の 提訴を起こした。 その後、遺言書の筆跡鑑定が行なわれ、本人の筆跡ではないようだと言う結果が発表され、 洋子さんは私文書偽造の疑いで起訴されていた。それから2年後、ミラノの地方裁判所は4月9日、 被告のチェスキーナ・洋子さんに無罪の判決を下した。これによりレンツォ・チェスキーナの遺産 (チェスキーナ氏の弟の遺産を含め約300億円)を相続することが確定した。
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