- 75 名前:名無しさん@自治スレにてローカルルール議論中 mailto:sage [2009/03/02(月) 14:53:57 ID:Gvrd9zp30]
- ■歌会始の儀に入選した介護職員 水口伸生さん
生をいかに思い詠む <くろーずあっぷ> 竹筒にらふそく灯り大地震(おほなゐ)の生者と死者は共に集へり 皇居・宮殿「松の間」で1月15日に行われた新春恒例の「歌会始の儀」。 天皇、皇后両陛下や、皇族方が参列する厳かな雰囲気の中で、「生」をテーマにした自作の歌が 独特の節回しで詠み上げられた。 応募を続けること5年。今回の応募作2万1180首の中から、入選者10人の1人に選ばれた。 入選した歌は昨年1月、阪神大震災の追悼集会の様子を、テレビで見た時の思いを詠んだという。 阪神大震災で被災した親類や知人はいなかったが、ゆらゆらと揺れるろうそくの火の下に 生き残った者と亡くなった者が集い、心のかかわりは今も続いているというイメージが浮かび 心打たれたままに歌にしたという。 1992年に行われた歌会始で、秋篠宮妃紀子さまが詠まれた 「星の夜テントの中にともしたるランプのほのほ風にゆらげり」 という歌に感銘を受けて以来、ファンになり、歌会始に応募していたのは「入選すれば お目にかかれるかも」という気持ちだったとか。(中略) 歌会始の儀の後、天皇陛下から「これからもいい歌を作って下さい」とお言葉をかけて頂き 励みになっているという。「貴重な体験ができて、満足。今後もずっと歌を作り続けていきたい」 と笑顔で語った。 (鈴木貴暁) (2009年3月2日 読売新聞) ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20090302-OYT8T00164.htm
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