- 352 名前:名無シネマさん mailto:sage [2018/05/27(日) 22:34:10.63 ID:P3NbTaEQ0.net]
- >>338 つづき
「君の名は。」新海誠と野田洋次郎が互いの“あきらめなさ”に感謝 (2016年10月27日) https://natalie.mu/eiga/news/207027 > 新海は「音楽だけでなく、キャラクターの言葉やモノローグは > 洋次郎さんに任せてしまえばいいんだと思っていました」と明かす。 > さらに「キャラクターに言わせたい気持ちってたくさんあるけど、 > 伝わりにくいから詩のような言葉にする必要がある。 > そこに関しては歌ってくれるだろうと思っていたし、もっと言うと > (映画の)タイトルになる言葉も洋次郎さんの歌詞の中に > あるんじゃないかと思っていた」と強い信頼を口にした。 君の名は。が大ヒットしたのは、これが詩的なアニメだったからでもある。 伝えるための「詩のような言葉にする必要」を感じないクリエイターが多すぎる。 感極まった瀧の 「大事な人、忘れちゃダメな人、忘れたくなかった人!」も 詩のように心に残り口をつく。全体でも「君の名前は」がリフレインのよう。 映画監督だったかだれだったか、いまの日本の映画やドラマは クライマックスで登場人物が自分の気持ちを大声で叫びあうようなのばかりで、 それをできるのがいい俳優ということになっている、みたいに言っていたけれど それでは散文的・説明的にすぎるし、何度も見ようという気にはならないだろう。 君。はそういうくどい作劇法へのアンチテーゼにもなっている。
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