- 259 名前:名無シネマさん mailto:sage [2018/05/24(木) 00:20:09.69 ID:AcUu6Z3A0.net]
- >>249
家族愛だけじゃなくて、思春期ならではの親との対立も描かれている。 三葉とテッシーの父親は地元の有力者で、大きな壁となっているけれど それぞれのしかたで親を乗り越えようとし、ある意味で成功し成長する。 作劇術として巧みなのは、登場人物が少なめのわりに (ほぼマジカルナンバー7)人間関係が多彩になっていること。 これは知らない人と入れかわる、というしかけのおかげで、 瀧ちゃんと奥寺先輩の女子トークや、三葉くんとテッシーの男の友情など ちょっと倒錯的な関係が発生しているのもおもしろい。 体は女なのに一葉ばあちゃんを背負ってしまう三葉くんの話は 善良だが無謀な瀧が家族になじんできたことと男女の性差も描いていて 要所要所で四葉が絶妙なツッコミを入れる。 とにかく、よくできた脚本だと思いますわ。
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