- 564 名前:名無シネマさん mailto:sage [2009/11/21(土) 22:57:57 ID:GZc39yNm]
- ★ドイツ映画「ジョン・ラーベ」を日本で上映すべきだ
4月2日、ドイツであの南京虐殺の最中、 中国市民の保護に務めたドイツ人「ジョン・ラーベ」を主人公とした同名の戦争映画が封切られた。 ラーベ氏はその活動から、「南京のシンドラー」と言われている。◇ <あらすじの一部> …日本軍側は、南京攻略を前に、捕虜を全て殺害するという非人道的な方針をとり、 以後市民に対しても残虐な行為に及んでいく。 ラーベは、安全区域に入れなかった者が周囲で残虐に殺害されていく状況で、他の安全区域のメンバーと共に、 1人でも多く市民を救うために、安全区域を日本軍側に認めさせるための折衝と、 安全区域内の食料、医薬品等の確保等に奔走する。 その間、ラーベはヒットラー宛に、日本軍の非人道的な行いをやめさせるように諫言するも、成果は得られない。 日本軍側との折衝に訪れた際に、ラーベの中国人運転手が日本軍人に一方的な言いがかりを付けられ、 ラーベの知らない内に処刑場に送られてしまう。 運転手の行方を追うラーベは一歩及ばず、目前で運転手が斬首されてしまう。 ラーベは、日本軍の残虐さを目の当たりにすることになる。… <感想> …但し、描き方が、事実を淡々と再現している感じで、日本人を糾弾するために作った映画ではないことは、よく伝わってきます。 とは言ってもやはり、日本人としてこの映画を見ると、あまりにも残虐な行為の数々と、 それを行ったのが日本人であることに、息苦しくなります。 さて、こんな話を聞くと日本で上映をすべきでないという意見も出るかもしれない。◇ ドイツでは、自らを加害者として過去の歴史を振り返る作業が国民的に始まったのが、今からほぼ30年前で、 それはメリル・ストリープ主演のアメリカの連続テレビドラマ「ホロコースト」が西ドイツで放映されたのがきっかけだったという。◇ そのドイツが今、日本の戦争犯罪をテーマにした映画を提供している。何ともいえない皮肉である。◇ 映画を日本で上映できれば、日本社会が過去を真正面に受け入れる姿勢が示され、 また、言論の自由の幅が広いことも世界に示すことになる。 www.news.janjan.jp/culture/0904/0904081171/1.php
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