- 38 名前:名無し募集中。。。 [2012/06/13(水) 13:41:08.43 0]
- www.iam-t.jp/HIRAI/page18.html
原発管理していた人が事故前に書いた手記。 日本が原発を始めてから一九六九年までは、どこの原発でも核のゴミはドラム缶に詰めて、 近くの海に捨てていました。その頃はそれが当たり前だったのです。私が茨城県の東海原発 にいた時、業者はドラム缶をトラックで運んでから、船に乗せて、千葉の沖に捨てに行って いました。 現在は原発のゴミは、青森の六ケ所村へ持って行っています。全部で三百万本のドラム缶 をこれから三百年間管理すると言っていますが、一体、三百年ももつドラム缶があるのか、 廃棄物業者が三百年間も続くのかどうか。どうなりますか。 もう一つの高レベル廃棄物、これは使用済み核燃料を再処理してプルトニウムを取り出し た後に残った放射性廃棄物です。日本はイギリスとフランスの会社に再処理を頼んでいます。 去年(一九九五年)フランスから、二八本の高レベル廃棄物として返ってきました。これは どろどろの高レベル廃棄物をガラスと一緒に固めて、金属容器に入れたものです。この容器 の側に二分間いると死んでしまうほどの放射線を出すそうですが、これを一時的に青森県の 六ケ所村に置いて、三〇年から五〇年間くらい冷やし続け、その後、どこか他の場所に持っ て行って、地中深く埋める予定だといっていますが、予定地は全く決まっていません。余所 の国でも計画だけはあっても、実際にこの高レベル廃棄物を処分した国はありません。みん な困っています。
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