- 704 名前:名無し募集中。。。 [2018/09/18(火) 10:27:46.52 0.net]
- 【ガンダム特集】ガンダムを通して世界を認識する若者たち
富野:『オタク学入門』を読ませてもらいましたよ。 でも、僕に言わせると、今やオタクは人畜無害以前の”消費者”でしかないんじゃないかと思う。 悪いけど、オタクを論じている場合ではないと思うのよ。 現実をご覧よ。今や、地球は住めないような荒れ果てた状態になってきているでしょう。 そういう状態に地球を陥れている、恐ろしい存在についてこそ、時間を費やして話し合うべきだよね。 オタクは、ぬくぬくとした囲いのなかでしか生きられない存在だからね。 そもそも、今はそんな安全な世の中じゃないと思うよ。 【オタクはもう死んだ?】 岡田:僕は2年ぐらい前に、オタクの存在の変化を自覚して、「オタクはもう死んだ」というテーマでトーク・ライブをやりました。 オタクは「高度経済成長」、「高度消費社会」と、「日本人特有の勤勉さ」の三つが括抗している状態で存在する現象みたいなもの。 だから、高度成長・消費社会が崩れて、勤勉さが失われたら、オタクという存在自体が許されなくなってきた。 今は、人々はオタクにまでならずに、ただ単にニートになってしまったり、現実に適応できない人になってしまっている。 富野さんが「オタク的」という言葉で指しているのは、このような低成長社会に対応できない人々では、ないかと思います。 でも、僕に言わせると、それはもうオタクではありません。オタクって本来、自分の興味に遁進してそれを極める努力をする人々のことなんですよ。 その過程では、困難を乗り越えたり、ジャンルを超えて勉強したりする。 今は、賛辞を受けるにしても、非難を受けるにしても、オタクというひとつのくくり方では無理があるんじゃないかって思うんです。 富野:まったく、そうですよね。 blog.freeex.jp/archives/51336501.html
|
|