- 1 名前:あやめφ ★ [2009/08/24(月) 12:41:38 ID:???]
- ソニー・コンピュータエンタテインメントは19日、小型・軽量化した新型「プレイステーション3」を
発表した。日本では300万台を超えたところで伸び悩んでいるPS3だが、全体に盛り上がりを欠く 家庭用ゲーム機市場にどのようなインパクトを与えるだろうか。 ■欧州で発表した理由 新型PS3は、ゲーム見本市「2009 GamesCom expo」に合わせ、現地の会見でお披露目された。 SCEにとって欧州は、ゲーム機競争の今後の趨勢を決定づける重要な市場になっている。 世界のなかで欧州を最初の発表場所として選んだのは、それだけ同市場を重視していることの 表れだろう。 今のSCEにとって欧州は、Xbox360と互角に2位を争えている唯一の海外主要市場だ。 Xbox360の1200万台に対して、PS3は1000万台と善戦している。 ■チップの小型化が可能にした値下げ 今回の新型PS3の低価格化は、心臓部となるマイクロプロセッサー「Cell」チップに回路線幅 45ナノメートルのより微細な加工技術を導入し、サイズを縮小したことで実現したものだ。 新型PS3がハード単体で黒字化したかどうかについて、会見したレイデン氏は言及を避けたが、 SCEとしてはかなりぎりぎりの価格設定で挑んでいると推測できる。米国の299ドル、欧州の 299ユーロという価格は、普及が大きく進む「マジックプライス」とも言われており、欧州では 再び攻勢に出る大きなきっかけになると思われる。 ■日本市場はソフト不足 一方、PS3には課題も多い。特に日本では市場を牽引するソフトが不足している。 レイデン氏はソフト戦略については、「東京ゲームショウで明らかにする」と述べた。初日の 9月24日に平井一夫社長兼グループCEOの基調講演が予定されており、その場で新たな 発表があるとみられるが、現状ではコマ不足は否めない。 今後発売される新作では、米国法人SCEAが開発している「Uncharted 2」「God of War 3」、 SCEEが開発している「リトルビッグプラネット」の追加コンテンツ「Underwater」といった タイトルが期待できるだろう。 一方、サードパーティーのタイトルで確実なヒットが見込めるのは、前作で1000万本以上を 売った「Call of Duty: Modern Warfare 2」だ。ただし、マルチプラットフォーム対応であるため、 必ずしもPS3だけの追い風となるわけではない。 日本市場での最大の問題は、これらの大型タイトルがいわゆる「洋ゲー」である点だ。 日本製では、「ファイナルファンタジーXIII」の発売を待たなければならない状況だが、 まだ発売日は見えていない。 IT-PLUS(新清士、一部略) it.nikkei.co.jp/digital/news/index.aspx?n=MMITew000021082009 続き >>2
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