- 1 名前:カラス ★ [2021/09/20(月) 15:03:11.27 ID:CAP_USER.net]
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今や『週刊少年サンデー』を代表する作品となった『葬送のフリーレン』。魅力的な世界観によって人気を博している同作だが、ここ最近とあるキャラクターの設定によって「世界観が崩壊寸前」だと囁かれている。 ※『葬送のフリーレン』最新話までの内容に触れています きっかけとなったのは、第63話『南の勇者』でスポットが当たった南の勇者≠ニいうキャラクター。彼はこの回が初登場ではなく、第11話『北の関所』においても軽く言及されたことがある。しかし、その場面では南の勇者が人類最強と言われていながら、魔王直下の「七崩賢」に敗れたという情報しか明かされていなかった。 知ってのとおり、作中ではフリーレンが「七崩賢」の残党である断頭台のアウラを一対一であっさりと倒している。そのため読者の間では、「七崩賢」に負けた南の勇者をフリーレンや勇者ヒンメルよりも下に格付けする風潮があったようだ。 ところが第63話にて、そんな南の勇者に驚愕の事実が判明。なんと彼が「七崩賢」に倒されたのは、集結した全七崩賢+魔王の腹心「全知のシュラハト」と一対八の戦いを繰り広げた結果だと分かったのだ。おまけに「七崩賢」を3人倒し、シュラハトを討ち取った上で相討ちになったという。 この大戦果に、ネット上では《南の勇者強すぎぃ!》《マジで人類最強だった件》《てっきりかませ犬かと思ったら、マジで強かったのな》《もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな… 世界観崩壊レベルだろ》と大盛り上がり。そのあまりの強さに、登場したばかりのキャラクター(しかも故人)にもかかわらず、ファンが急増している。 「人類最強」は伊達じゃない!? 底知れない南の勇者の実力 その一方で、読者の間では《七崩賢ってアウラレベルの奴らでしょ? 雑魚じゃん》《一対八で負けるとか魔族ザコすぎ》といった声も。以前、断頭台のアウラがフリーレンに無様な敗北を喫していたことから、「七崩賢」を侮るような風潮が生まれてしまったらしい。 しかし「葬送のフリーレン」の世界では、魔族とその魔法が非常に強く設定されているのが特徴。たとえばシュタルクは巨大なドラゴンを倒すほどの実力者だが、そんな彼の村の戦士たちが束になっても魔族には敵わず、故郷を滅ぼされている。その他の場面においても、戦士や魔法使いが魔族に蹂躙される描写は少なくない。 断頭台のアウラにしても、フリーレン以外では詰みといっても過言ではない強力な魔法の使い手だった。つまり「七崩賢」が弱かったのではなく、南の勇者がそれよりもけた外れに強い…というのが真実なのだろう。魔族を雑魚キャラ扱いするという意味では、南の勇者はまさに「葬送のフリーレン」の世界観を崩壊させる人物だったと言える。 同作が熱狂的な人気を獲得したのは、こうした魅力的なサブキャラの掘り下げがあってこそ。今後、南の勇者のさらなる活躍が明かされることを期待したい。 文=「まいじつエンタ」編集部
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