- 1 名前: ◆HDK/S/42EA @裸一貫で墜落φ ★ mailto:sage [2010/02/24(水) 16:25:51 ID:???0]
- 一度見始めると、テレビの前から離れられない。バンクーバー冬季五輪カーリング女子で、
日本代表「チーム青森」の奮闘が、視聴者をくぎ付けにしている。 プロ野球・楽天の前監督、野村克也さんがいうように「日本人には“間”のあるスポーツが向いている」 のだろう。散らばったストーンの配置を見ながら「次はこの石を狙って、この辺に当てて…」と、 解説しているファンが多い。かつての野球における“一億総評論家”状態が、いまカーリングで再現されている。 スコアを見ても野球同様、多くの「0」や「1」が上下に並び、均衡した状況を破る「ワンプレーでの大量点」 が醍醐(だいご)味となっている。五輪1次リーグの英国戦第9エンド、日本のスキップ(主将)目黒萌絵が 投じた5点ショットは、一発4点の満塁本塁打をもしのぐ衝撃があった。体力的に「毎日試合ができる」のも 野球と通じる大きな強みで、リーグ戦の流れにファンを巻き込んでとりこにする。前回トリノ五輪で人気が 出たのも、他競技の日本選手の成績が振るわず、カーリングが連日放送されたことが幸いした。 今回は開幕前から堂々の注目競技になっている。 カーリングは「日本人に向いている」だけではなく、「日本人が忘れかけている」伝統の精神を 持ち合わせているようだ。前述の目黒のショット直後、勝ち目がないと判断した英国チームは、 最終エンドを残しながら負けを認めて握手を求めた。この行為を、新聞では一般的でわかりやすい 「ギブアップ」と表したが、正しくは「コンシード(concede)」といい、「勝ちを譲る」という意味合いが強い。 勝てる可能性はゼロではないが、相手の技量を認めて勝ちを譲る−。武士道的で、将棋の投了にも似た潔さがある。 (>>2以降に続く) ソース:MSN産経ニュース(02/24 07:35) sankei.jp.msn.com/vancouver2010/news/100224/oao1002240736009-n1.htm
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