- 1 名前:jinjin ★ [2020/08/03(月) 23:19:46.03 ID:CAP_USER9.net]
- “はるかぜちゃん”へのネット誹謗中傷、315万円で示談 抑止効果に期待できるか
ツイッターに虚偽や誹謗中傷の内容を投稿されたとして、民事訴訟で投稿者を訴えていた、はるかぜちゃんこと女優の春名風花さんが、相手から315万円の示談金を勝ち取ったことが大きな話題となっています。 315万円という金額は大きく、一定の抑止効果が期待できそうです。 神奈川県警は告訴状を一時受け取ろうとせず 示談金を支払った人物は、春名さんに対してツイッターで「彼女の両親自体が失敗作」などと、誹謗中傷する内容を投稿していました。 春名さんはインターネットを中心に活動してきたことから、9歳の時から多数の誹謗中傷を受けており、精神的に苦しんできたそうです。 誹謗中傷はエスカレートし、殺害予告まで出るようになり、一時は家から一歩も出られないという状況になったそうです。 仕事にも影響するようになったことから、法的対処を決断。 入念に準備を進め、プロバイダーに対して住所や氏名の開示を依頼する「発信者情報開示請求訴訟」を行い、相手を特定しました。 相手を特定したのち、春名さんは刑事告訴に踏み切りましたが、ここで信じられないような事態が起きます。 何と神奈川県警が告訴状の受け取りを拒否し、直接、春名さんの母親に対して事実上、告訴しないよう要請する電話をかけてきたのです。 怒りに震えた春名さんは、この件をネットにアップしたところ批判が殺到し、ようやく警察が告訴状を受理し、捜査が始まりました。 警察の捜査を受けた相手は「示談金を支払うので告訴を取り下げてほしい」と弁護士を通じて連絡してきました。 春名さんは当初、法による処罰を望んでいたので、示談金の受け取りは拒否する方針でしたが、現行法ではあまりにも罰が軽すぎるため、示談に応じ、その金額を公表した方がネットによる誹謗中傷を抑止する効果が大きいと判断。 最終的には315万円というかなりの高額で示談が成立する結果となりました。 “はあちゅう”さんは「匿名税」と表現 誹謗中傷での示談においてここまでの金額になることは珍しく、相手はよほど裁判で名前が出ることを望まなかったと考えられます。 この件は逆に考えれば、失うものが多い人にとっては、誹謗中傷というのは極めて高い代償を伴うということを意味しています。 春名さんと同様、多くの誹謗中傷に悩まされてきたブロガーの「はあちゅう」こと伊藤春香さんは、近年、誹謗中傷に対して毅然と対応する人が増えたことについて「匿名税」であると指摘しています。 日本には、著名な人はネットなどで叩かれてもやむを得ないという「有名税」という奇妙な言葉があり、加害者を擁護する雰囲気がありました。 しかし匿名に隠れて卑劣な言動を行う加害者は、これからは示談金という形でお金を払わなければ、前科が付く時代になりつつありますから、はあちゅうさんは有名税にかけて、匿名税と表現しているわけです。 面と向かって言えないことをネットで言って良いわけがありません。 自分の言動には責任が伴うというのは、ごく当たり前の社会常識といってよいでしょう。 https://news.yahoo.co.jp/articles/d165d58dfe65d40bc4d6bc6c1ac7a0e7590fbb2d
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