- 859 名前:名無しさん@恐縮です [2019/09/12(木) 12:11:16.78 ID:PMa9JlOd0.net]
- 「ドラマファンがオタクと呼ばれる時代が来る」
“朝ドラ脚本家”森下佳子を突き動かす危機感 https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190810-00013366-bunshun-ent&p=3 ■ ドラマを観ること自体が「オタク化」してきている 森下 「よるドラ」というのは、10年後、いまの若い人たちがテレビの前から いなくなってしまうのではないか、という危機感の下に、NHKが作った枠でも あるんです。 ――そうした、若い世代にも観てもらえるドラマを作らなければ、という意識は 森下さんの中にもあったんでしょうか? 森下 ありました。たとえば、今回のドラマでは「オタク」をテーマにしていますが、 もはやドラマを観ること自体が「オタク化」してきているのではないか、とも 感じています。 私には中学生の娘がいるのですが、彼女が小学生だった時にクラスの子たちに 聞いてみたら、ドラマよりもアニメの方が圧倒的に観ている子が多かったんです。 少なくとも、彼女たちの世代では、ドラマを観ている人のほうが「ドラマオタク」と 言われるんじゃないかな。 私たちは昔、アニメを観る人たちを「アニメオタク」と言っていましたが、実は もうここは逆転しているのではないか、という実感があります。 ――なるほど。今ではアニメの方が、若い世代の日常になってきている、と。 森下 より近しい存在ですよね。でもそれはいろんな業界で起きていて、音楽で 言えば、今や洋楽好きの人の方が、オタクと呼ばれるようになってきている。 私が若かった頃は、洋楽に追いつけ追い越せという文化があって、みんな頑張って それがメジャーだって聞いていたところがあるんですが、そのような価値観は 今と昔ですごく変わってきている気がします。 そうした新しい世代へ、どんなドラマを届ければいいのか。 これは私だけでなく、業界全体が真剣に考え始めている問題だと思います。
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