- 2 名前:鉄チーズ烏 ★ [2019/07/14(日) 18:48:04.03 ID:B2lSNoHv9.net]
- >>1の続き
■活躍次第で10億円は下らない そんなサービス精神のお蔭もあって、一体どれくらい稼ぎそうなのか? さるスポーツジャーナリストは、 「う〜ん。サニブラウンはボルトの世界記録を抜くと言っていますから、ボルトがプーマなどから受け取った30億円強というのが一つの基準となる数字ですね」 と見立てを語る。 ちなみに米フォーブス誌が発表した、17年6月から18年5月までの1年間に「最も稼いだスポーツ選手」の1位はボクシングのメイウェザーで約313億円。2位はサッカーのメッシで約122億円。日本人最高は35位の錦織圭(テニス)で約38億円だった。 「不思議なのは人種の違いでその額が変わることもある点でしょう。陸上では白人で世界のトップクラスはほぼ皆無なので、黒人よりも高くなる傾向にあります。例えば、男子マラソンのリオ五輪金メダリストで世界記録保持者のエリウド・キプチョゲ(ケニア・黒人)の推定年収は5千万円。一方で、リオ五輪銅メダルのゲーレン・ラップ(アメリカ・白人)の場合は7500万円といった具合です。日本人ではそのレベルでトップクラスは大坂なおみくらいだから、サニブラウンもプレミアがついて活躍次第では10億円は下らないと見ています」(同) この金額を100メートルの元日本記録保持者の不破弘樹氏に振ってみると、 「1987年の東京国際ナイター陸上って5万6千人も観客がいたんですよ。そこで僕は日本記録まで出したんですがね。報酬は日当2千円に加え、八王子の自宅と代々木の国立競技場までの交通費だけだったんですよ。5千円にも満たない額でした」 と、隔世の感を禁じ得ない様子。 差し当たって、世界の富を握る企業は「多様性があって排他的ではない」ことをアピールするのが至上命令。それを体現する存在として、サニブラウンは打ってつけなのかもしれない。 「週刊新潮」2019年7月11日号 掲載
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