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【エンタメ】<TSUTAYA止まらない閉店ラッシュ…>CD・DVDレンタル業に明日はあるか?★2



1 名前:Egg ★ [2019/06/11(火) 23:11:39.74 ID:B+E17ii49.net]
 CDやDVDのレンタル事業を中心に全国チェーン展開している「TSUTAYA」だが、2017年頃から店舗の閉店が相次ぎ、その存続を心配する声が続出している。

 もとは1983年にオープンした大阪・枚方市の書店から始まったTSUTAYAだが、90年代頃から全国に店舗を展開し始めたのはCD・DVD(それ以前はVHS)のレンタル事業の功績があってこそ。TSUTAYAが業績を大きく伸ばしたのは、世界的にアナログからCDへと切り替わったタイミングであり、うまくニーズにマッチしたことで、誰もが知る大規模チェーン店へと成長していったのである。
 
 こうして順調に全国展開してきたTSUTAYAが、多くの店舗を閉めることを余儀なくされている――その背景について、経済評論家・加谷珪一氏に聞いた。

時代の“コト消費”に迎合するも、大きな負の流れには抗えず…
 TSUTAYAが続々と閉店している現状には、やはり“時代の流れ”が関係しているようだ。

「これはハッキリしているのですが、主な原因はCDやDVDがなくなっていき、有料の音楽ダウンロードや動画配信サービスが普及してきたこと。もちろん、無料で動画を楽しむことが出来るYou Tubeの台頭で、わざわざお金を払ってまで音楽や映像のコンテンツを楽しもうという人が減ってきているというのも関係があるでしょう。

 また、会員カードでTポイントがたまるというポイントサービスをいち早く導入し、顧客の常連化に成功していたTSUTAYAですが、近年では競合となるさまざまなポイントサービスが出てきているので、TSUTAYAおよびTポイントの特別感が損なわれてしまっていることも一因だと考えられます」(加谷氏)

 CDやDVDに代わるサービスの台頭には、TSUTAYAも当然焦りを感じているだろうが、対策が遅れてしまっている感は否めない。

 さらに、ドトールコーヒーは2019年4月にTポイントカードのサービスを終了し、ファミリーマートも同年5月をもって「ファミマTカード」の店頭発行を終了。TSUTAYAの代名詞だったTポイントサービスにも逆風が吹いている。

「TSUTAYAは、CD・DVDに代わる新しい商材を開発しようと取り組んでいます。2011年、2017年にそれぞれオープンした代官山と銀座の店舗では、その場でコーヒーを楽しめるスペースを設けたり、ブランド物の販売を行ったりと、空間を提供する“コト消費”に力を入れて売り方を変化させています。そうやって一定の成功をつかんだ店舗も存在はしますが、CD・DVDに依存してきた従来の店舗は厳しい業績のままなのです」(加谷氏)

 音楽ダウンロードや動画配信サービスが主流となった現在では、そもそも多くの来店者を確保することが難しい。一部都市型の店舗で付加価値を創出し、空間の提供というサービスを展開したところで、売り上げにはなかなか繋がりにくいという現状があるのかもしれない。

2019.06.09
https://wezz-y.com/archives/66591

写真
https://wezz-y.com/wp/wp-content/uploads/2019/06/tsutaya.jpg

1 Egg ★ 2019/06/11(火) 20:21:09.44
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1560252069/

2 名前:Egg ★ [2019/06/11(火) 23:12:00.44 ID:B+E17ii49.net]
CD・DVDレンタル事業は世界規模で淘汰されている
 しかし加谷氏いわく、レンタル業界の低迷は世界規模で、そのなかでも日本はやや特殊な状態にあるそうだ。

「実際、諸外国ではCD・DVDはほとんど消えてしまっています。先進国のなかで辛うじて生き残っているのは日本だけと言っても過言ではないでしょう。しかし、だからといってTSUTAYAは今後も大丈夫、というわけでは決してありません。というのも、日本は特定のアーティストやグループがCDに「握手券」などのオマケをつけることでファンに大量購入させるというビジネスモデルが発達し、CDが生き残っているという特殊な状態にあります。しかし、付加価値ほしさのファンはTUTAYAでレンタルをすることはありません。また、このビジネスモデルもいつまで続くか分からないため、いずれにしてもTSUTAYAの苦境は変わらないでしょう」(加谷氏)

 ちなみに、レンタルではなくCDの販売をメイン事業としている「タワーレコード」の今後は、どうなるのだろうか。

「日本のタワーレコードは、アメリカにあるタワーレコードの名義を借りてチェーン展開しているため、日本とアメリカのタワーレコードの経営母体は別の組織です。そして、アメリカのタワーレコードは2006年に経営破綻し、倒産しています。日本は別組織であったため現在でも生き残っていますが、転売を繰り返された後に現在はNTTがその権利を持っています。NTTという経営体力の強い親会社がついているためかろうじて運営は出来ていますが、基本的にはTSUTAYAと変わらず厳しい状態でしょう」(加谷氏)

 つまりTSUTAYAに限らず、そして日本だけにとどまらず、CD・DVDをメインに扱っている小売業は、いずれも音楽ダウンロードや動画配信サービスの波に飲み込まれつつあるようだ。

3 名前:Egg ★ [2019/06/11(火) 23:12:18.97 ID:B+E17ii49.net]
TSUTAYAはブックオフに学べ? 店舗に合った商材転換がカギ
 では、TSUTAYAは今後再び業績を伸ばしていくことが可能なのだろうか?

「TSUTAYAが業績回復させられる可能性はあると思います。復興のいい例としては、『ブックオフ』グループが挙げられるでしょう。本やCDの中古商品をメインに扱うブックオフも、一時は業績がボトムまで落ち切っていました。ただしその段階で、商材をどんどん入れ替えていくというスタイルに転換したことで、復興の兆しが見え始めています」(加谷氏)

現在、ブックオフは古着やホビーなどの新商材の取り扱いを進めている。たとえば、サーファーに人気のビーチ近くに立地するブックオフでは、中古のサーフボードなどを取り扱うようにしたところ、業績が回復した例もあるという。

「TSUTAYAも駅前など好立地に構えている店舗が多いため、効果的に商材を入れ替えていくことができれば、来店者数を再び増やすことができ、業績を伸ばすこともできるかもしれません。

ただし、TSUTAYAはいま現在、業績が下がり続けている最中です。一度業績がボトムまで落ち、来客が見込める店舗を精査したうえで、どの商材にニーズがあるかを探らなければなりません。街や立地ごとに需要がある商材は変化するため、各店が新たに需要のある商材を的確に見極められるかが、今後の業績回復のカギを握るでしょう」(加谷氏)

 かつては栄華を極めたTSUTAYA――これからの正念場に注目だ。






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