- 1 名前:Egg ★ [2019/03/21(木) 21:56:42.65 ID:cek1XGdA9.net]
- 今季ベルギーリーグのプレーオフ1(上位6チームが参戦)を懸けて17日にゲントと対戦したシントトロイデンは、0―2で敗れて6強入りがかなわなかったが、2トップの一角を占めた日本代表FW鎌田大地は積極的に得点を狙い続け、攻撃の起点になるなど精力的にこなしていた。昨夏のロシアW杯の再戦として注目される22日のキリンチャレンジ杯コロンビア戦(横浜)では、レギュラーFW大迫勇也(ブレーメン)の代役を務める可能性が高まっている。
◇ ◇ ◇ 「プレーオフ1に入らないと何も達成できない」と繰り返して強調していた鎌田にとって、ゲント戦の敗戦は大き過ぎる衝撃だった。「すぐには切り替えられない」と試合直後には悔しさをにじませたが、直後に日本代表の合宿があったのは幸運だ。目指してきたステージに初合流し、W杯2回出場の香川真司(ベシクタシュMF)や山口蛍(神戸MF)といった実績ある面々と共演できるのは、まさに千載一遇の好機と言えるだろう。 「うまく得点でもできれば今後も違ってくる。ここから代表に入り続けないと意味がない。今回の合宿は本当に大事」と19日の代表初練習後に話してくれた鎌田は、強い意気込みを新たにした。 「僕はいつも動きだしやボールのもらい方を工夫している」。この思慮深いタイプの新鋭FWであれば、香川や乾貴士(アラベスMF)、柴崎岳(ヘタフェMF)ら年長者と組んでも違和感なくプレーできるはず。 「1トップは自分のサッカーキャリアの中でまったくない。自分に大迫選手みたいになれと言われても絶対になれるとは思わない」と本人は大迫とは異なるタイプであることを強調するが、未知なる役割を託されても、ある程度はこなせるだろう。 ■「危機感がある」 ただ、大迫と差があるとすれば<デュエル>の部分だろう。ベルギーでも相手に寄せられてボールを奪われ、モロさを見せることがあった。 大迫は3人のDFに囲まれても、巧みに体を預けながらボールを前に運べる。その冷静さと高レベルの技術、そして当たりの強さは鎌田にも学んでほしい部分である。 「強さの部分は、フランクフルト時代に足りないと感じた。(ケビン)プリンス(ボアテング=バルセロナMF)なんかは本当にすごかった」と本人も世界基準を痛感している。森保日本で不可欠とされる前線からのハードワークも含め、いつも以上に高い意識を持って臨むべきだろう。 19日の代表練習では同じリオデジャネイロ五輪世代の南野拓実(ザルツブルクMF)らと軽いランなどを消化しただけだったが「リオ世代の初合宿に行った時よりは気持ち的に楽だった。(同じシントトロイデン所属の)冨安(健洋=DF)が、部屋に起こしに来ていますしね」と報道陣の笑いを取るあたりは「人見知りが激しい」と言われた鳥栖時代とは大きな変化である。 人間的にも前向きに成長した22歳の新星FWがキリンチャレンジ杯のコロンビア戦、ボリビア戦(26日)にどんなインパクトを残すのか? 「いいプレーをしないとダメだっていう危機感はある」。鼻息の荒さを結果につなげてほしい。 2019年3月21日 9時26分 news.livedoor.com/lite/article_detail/16193307/
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