- 1 名前:砂漠のマスカレード ★ [2019/01/19(土) 21:16:49.45 ID:ul7cBk5w9.net]
- 先週から今週にかけて芸能界は、市川海老蔵の13代目市川団十郎襲名、NGT48のメンバー暴行事件のゴタゴタ、歌謡グループ「純烈」の友井雄亮のDV・金銭スキャンダル引退と、大きなニュースが続いた。
そんな中で、僕の中で最も響いたニュースがあった。あの小林幸子(65)が芸能生活55周年を記念してのコンサートツアーをスタートさせたというものだ。 55年という長さも凄いが、あの歌声を高いレベルで保ち続けているのも、当然のことながらやはり凄いことだ。スポーツ紙の扱いでは、いろいろなニュースがある中なので仕方ないかもしれないが、 せめてあの巨大衣装の写真をガッツリ掲載してほしいと思ったものだ。ま、衣装というよりセットだが……。 今回のステージでは、消えるイリュージョンなどもあるという。55年の芸歴には苦労も多かっただろうが、よかったなぁと思うのだ。 10歳でデビューし、「おもいで酒」(1979年)が大ヒット。NHK紅白歌合戦の常連となり、巨大衣装が大晦日の恒例となった。 7年前、個人事務所の社長と専務とのトラブルが大騒動となり、紅白出場が連続33回でストップ。 当時の社長が続けてきた地方の営業も全滅してしまった。 この時、僕は彼女に新しい事務所で単独インタビューをさせてもらった。 かなり厳しい質問もしたのだが、小林はすべてのことにキチンと答え、 「正直に語っているなぁ」と感じたものだ。そして、「トラブルを収めるために、元社長らにいくら和解金を支払ったのか?」ということまで尋ねたが、その金額さえも明確に答えてくれた。 記憶は定かでないが、億に近い金額だったと思う。話していくうち、彼女の一生懸命さが伝わってきた。 その時、そんな彼女を心配そうに見つめている複数の目があった。新事務所のスタッフになった若い世代の人たちだった。 彼らのアイデアもあって、小林はコンサートの動画をネット配信したり、ボブ・サップとのプロレス試合をニコ生で生中継したり、はたまたコミックマーケットに参加することもあり、 旧来の演歌ファンだけでない幅広い支持層をキャッチできた。 そして若いファンからは「ラスボス」(ゲームの最後に出てくる最強キャラ)という愛称で呼ばれるようになって、2015年のNHK紅白に特別出演という形で復活してみせている。 彼女は演歌の大御所であり、経験値の高い芸能人だが、若い人の意見を素直に取り入れ、それをどんどん拡大していった。 それまでの自分やプライドにかかわらず、新しい戦略を次々に打ち出す姿が高い評価を得たのだ。 55周年コンサートは全国70カ所で行われるそうで、消えたり飛んだりするそうだ。この「ラスボス」は倒れることはないだろう。 news.livedoor.com/article/detail/15894988/ 2019年1月19日 9時26分 日刊ゲンダイDIGITAL https://www.youtube.com/watch?v=JQQDgzlCNMQ おもいで酒 - 小林幸子 HD-1080i
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