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297 名前:名無しさん@恐縮です [2018/08/14(火) 14:24:03.59 ID:ygHvKslG0.net]
>>285
清盛をただのバカとしか思わなかったウルトラバカのお前よりは、100万倍利口。
役年齢上、現在の西郷に該当するのが、博多密貿易がバレて内大臣頼長の尋問を受けたあたり。
堂々、貿易と宋銭による「国富論」を開陳して抗弁したものの、摂関家のエース頼長には
まったく通じず凹んで帰ってきた。

兎丸「何で言い返させへんかったんや、お前らしゅうもない」
清盛「言い返さなかったのではない。言い返せなかったのだ。言えば言うだけ己の青臭さ、
浅はかさを思い知らされるような気がして。何かを変えたいと思うだけでは動かぬものもある
・・・あのような男と渡り合うためには、俺はまだまだ度量が足らぬ」

早くから社会の矛盾と政治の不在に目を向けた清盛は、初めっからお前とは違って利口だ。
正義漢ぶった無思慮な行動は幼かったが、忠盛から「浅知恵は浅知恵によって跳ね返される」と諭されれば、
ちゃんと反省する学習能力があった点でも、バカのお前とは比較にならない。
ツッパリ清盛を「左様か、好きにせよ」と突き放しつつも、さりげなく博多見聞をセットするなどして
(教育プログラムを押しつけることなく)、教育パパ忠盛はそっと清盛の自発的成長を見守ってきた。
その期待に答えるかのように、持ち前の行動力で未知の広い世界(空間、階層)へと臆することなく飛び出していき、
多くのことを学んでいった清盛は、朝廷流のお勉強には熱心でなくとも学習意欲旺盛な青年であり、
本も読まなければ行動力もないバカなお前とはまるで違う。
こうして博多見聞により一段成長した清盛であったが、頼長から簡単に論破されて「まだまだの自分」
を思い知っている。ちょっと成長しただけで天狗にならずに自分の不足部分を見つめる目をもつ清盛は、
ネットで偉そうに他人の営為を腐すのが仕事であるお前の100万倍利口なんだよ(現在の西郷の年齢あたり)。
なお、その後、祇園社事件でただ一人、当時の意識水準を超える「ものの考え方」〜清盛の特徴である
ある種の合理的思考〜を世間に知らしめるなどしながら、徐々に後の「体制変革者」そして「交易国家論者」
清盛が形作られていった。






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