【4月28日 AFP】サッカー元イングランド代表のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏が中心となり、米メジャーリーグサッカー(MLS)の新チーム発足を目指す投資家グループに、同国大リーグ(MLB)ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)の共同オーナーであるトッド・ボーリー(Todd Boehly)氏が加わることになった。地元紙が27日に報じている。
米フロリダ(Florida)州の地元紙サン・センチネル(Sun-Sentinel)とマイアミ・ヘラルド(Miami Herald)の記事では、度重なるプロジェクトの遅れで新クラブ設立の計画断念の危機に直面しているベッカム氏にとって、同国芸能誌ハリウッド・リポーター(Hollywood Reporter)をはじめ、音楽誌ビルボード(Billboard)やテレビ制作会社ディック・クラーク・プロダクション(Dick Clark Productions)を所有する米投資銀行家のボーリー氏の参加は追い風になるとされている。
ベッカム氏は現役時代、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)、イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)、MLSのロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)でプレーし、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)で現役を引退した。