- 208 名前:創る名無しに見る名無し mailto:sage [2014/05/10(土) 00:11:09.77 ID:4I341IJc.net]
- 「なら、映像に出しましょうか?」
ブゥゥゥーン。 コクピットのスクリーンに、赤く焼けただれた地球が映し出される。 「見えますか?私たちに従わないと、こうなりますよ。」 「これって、よく考えても、あなたたちが住めそうにないじゃん。」 「人類が滅ばなくても、あなたの人生は終わっているようなもの。もし、許可してくれるなら、あなたを私の星に連れて行ってよいでしょう。」 「その要求は一切受け入れられないわ1!お断わりよ!!」 良子は手に持っていた壺を、再び頭からすっぽり被って、汽車に飛び乗った。 『宇宙船を滅茶苦茶に壊して、脱出するわよ!!』 汽車は猛スピードで走り始めた。 「壺少女が乗った汽車を止めて、壺少女を捕えろ!!」 宇宙人は良子が乗った汽車を止めようと、レーザービームガンを発射するなどした。 だが、汽車は良子の指示に従うかのように、宇宙船の至る所を破壊しながら暴走しているため、もう誰にも止められない。 『汽車さん、もっとやれ!!』 ドーン!! ドーン!! ドガッ!!ドガッ!!
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