- 512 名前:天之御名無主 mailto:sage [2014/11/12(水) 22:57:49.84 .net]
- イスラエル国家の廃止を呼びかけるP・コーヘン提案をどう読むか
www.huffingtonpost.jp/yuzo-itagaki/peter-cohen_b_6139436.html 去る8月初旬、The Huffington PostのBlogに、ペーター・コーヘン論文がオランダ語から英訳されて投稿された。 それを見た私は、すぐ身近な少数の知り合いに、その中味の重要性を知らせたりしたが、 このたび、それを日本語訳し、この「終わることのないパレスチナ紛争の根因:それをどう正すか」という論説を ハフポスト日本版にて広く紹介することにした。その論説の出現に私が注目しているわけを、ここに記しておく。 (中略) ところが、コーヘンは、実現の手続きや可能性には深入りせずに、単刀直入イスラエル国家廃止論を論理的必然として 提起したのである。そのやむにやまれぬ率直さには、言外に、この終わりなき紛争が導き出しかねない人類破滅への 危機意識があるのかもしれない。彼の意見が、米国のインターネット新聞に登場し、ネット上でそれが抹消されずに 読まれていることは、注目すべき事件だ。これをブログに掲載した編集部は、寄稿者がオランダ市民のユダヤ人で ありホロコーストの生き残りだという点に 、発言の重さを認めている。これまで一般にイスラエル批判者は反ユダヤ主義と明確に立場を異にすることを強調 するのが常だった。だがコーヘンがA・ローゼンフェルトの言を借りて文頭を飾るエピグラフでは、引用者がユダヤ人 という背景が、「ユダヤ人国家」イスラエルの存在・行動こそ反ユダヤ主義を助長するものという警句へと反語的に 読み換えさせる効果をあげている。
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