- 3 名前:天之御名無主 [2010/09/17(金) 09:01:12 .net]
- どこが面白いとか言ってくれんことには。
中野美代子のエッセイ『龍と博山炉』では龍の頭上の博山を象ったと 言われる(さだかではないが)博山炉の色んなデザインについて 実例をいろいろ挙げているが、それらはみんな、蓬莱山、亀、鳳凰の 3点で構成されているのだが、たしか近東でも、亀の代わりに牛を 入れた、山状の塊、牛、鳥の三点セットの置き物が古代遺跡から 出土してるのが面白かった。 無論と言ってはなんだが、博山炉も近東出土の置き物も、 蓬莱山、亀(牛)、鳳凰の三点が三段重ねになってるんだよな。 恐らく中国のも、近東のも出所は同じだと思うんだが。 少なくとも言えることは東洋の龍の頭に角が2本あるのは 古代近東文明の牛のイメージから来てるということだと 思うんだな。つまりは巨大な蛇と牛のハイブリッドが龍であると。
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