- 505 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2014/02/14(金) 16:12:20.82 ]
- 前原昭二 第2不完全性定理の内容的解釈
https://www.jstage.jst.go.jp/article/kisoron1954/20/3/20_3_143/_pdf 上のpdfでは第2不完全性定理を例にとり、論理式の表す「内容」が真偽でも証明可能性でも捉えられないことを指摘しています。 すなわち… (形式的体系が無矛盾という仮定の下で) 「xは1=2の証明のゲーデル数ではない」を形式化した論理式P(x)と、論理式x=xは、ともに恒等的に真な命題関数を表すが「内容」は異なる。 第2不完全性定理によると∀x(P(x)⇔x=x)は証明できない。 この事実を手掛かりに A⇔Bが証明できるとき論理式AとBの「内容」を同一視する と試みても、A⇔Bが証明できるかどうか(AとBが同じ「内容」かどうか)は形式的体系に依存することになり、不適切である。 第2不完全性定理は、「1=2は証明できない」という「内容」を表す論理式のうちの一つが証明できない、と主張するに過ぎない。 「内容」そのものが証明できないことを示すのが理想であり、そのためには、 原始帰納的述語を全称量化した「1=2は証明できない」という「内容」を、どんな種類の論理式と関連付けるべきかが課題である。 と、筆者は締めくくっています。 この問題の(部分的にでも)解決を試みた文献がもしありましたら、お教えください。
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