- 108 名前:132人目の素数さん [2013/12/11(水) 01:26:10.57 ]
- 例えば数体FとL分点をもつ楕円曲線Eとが設定される
古典的にはほとんどのEは左にとがった感じになる このEの有理数解の集合が加法群になる Eの上の点PとQを通る線分を引くと他に1点で交わるので そのx軸で対称な点をP+Qで演算を入れて、 Eの右上と左下の彼方に対応する無限遠点を放り込む P+P(=2P)は接線と考えると この解の中にはn倍すると0になるものがある(最初の接線に戻ってくる このねじれ元はL分点とか言われる、 つまりL分点を持つという条件でEの部分群E[L]が引っ張ってこれる(有限巡回群 この着想をスキーム化するとFとEとLでひとつのスキーム論が決まる 体から素イデアルとか特定の準同型とかを集めて素元vといって これらで体を完備化(同値類をとる)してつぶしF_vをつくる そしてF_vから乗法的部分スキームが決まる 一方でFにE[L]を添加たF(E[L])のような体をつくっても乗法部分スキームがきまる しかしほとんどのvにおいて両方の乗法部分スキームは一致しない そこでF(E[L])のFとEを別の宇宙のF’とE'に取り換える その宇宙でのF’(E’[L])のBase Pointをvが動くことになる(パラメーターとして ここで元の宇宙と新しい別の宇宙での乗法部分スキームの位置を調整して すべてのvで乗法部分スキームが一致するように宇宙をもってくる これを数学でやるためにアナベロイド(遠アーベル、つまり遠い処のアーベル群で基本群がきまる が必要になった
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