- 33 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/04/28(土) 16:57:31.85 ]
- (再録)
>>32 ”1.ガロア分解式(リゾルベント)、置換群のガロア記法、ガロア分解式と置換群のガロア記法との対応の3点セットが、ガロア理論の原型”と書いた >>20のアナロジーで言えば ガロア方程式F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''*) (120次) は、方程式のガロア群が位数20のメタ巡回群B'5 になっている場合 メタ巡回群B'5に属する20個のV、V’・・・を取り出し F'(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')・・・・(x-V''**):B'5に属するものだけを取り出した20次の式 以下、B'5の共役類に分けて F(x)=F’(x)F’’(x)・・・F’’’’’’(x) のように、ガロア方程式F(x)(120次)が、20次づつ6つの式に分けられることがイメージできるだろう これがガロアが現代の体論と群論をベースとした理論の代わりに、頭に浮かべていたことではないだろうか
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