- 71 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/04/14(土) 23:07:53.83 ]
- 高山先生! 面白すぎるよ!
www.ritsumei.ac.jp/se/~takayama/reHist.html 私の研究物語 (抜粋) 1993年以前 数学を勉強していた時代 京都大学理学部で主に可換環論と(Grothandiek以前の)代数幾何学を勉強する。 微積分を含めた解析学を「高校数学の延長」と馬鹿にしてほとんど勉強しな かった事と、それをカバーできる程代数学が抜群に出来た訳でもない事から、院入試に落第ししばらくグレる。 (ほんとうは「しばらく」なんて程度ではなく、10年ぐらいグレていた。) 1983年 〜 1985年 駆け出しの計算機技術者時代 ふつうの計算機科学者の中にも、真に尊敬すべき人物はいる事を知り、計算機科学はそれなりに立派な学問なんだと思うに至る。 そうこうしているうちに、なぜか理学博士号が取れてしまう。工学博士よりも、理学博士の方が断然カッコ良くてエライのだと思っているので、大いに喜ぶ。 1992年 〜 1996年 リストラを恐れて大学へ 博士号が取れたおかげで、大学教員として立命館大学情報工学科(のち情報学科) に移れた。転職先として申し分無く、理論計算機科学をやっていて良かったとしみじみ思う。 京大数学科では、私の立命館大学への 転職を聞いて驚いた某教授が「数学科の大学院入試に落ちた奴が、学位取って大学教員にまでなれるなんて、計算機科学ってのはやっぱりいい加減な学問だ」と言ったとか言わなかったとかの噂を耳にする。 真偽のほどはさておき、隠れ純粋数学至上主義者である私としては、大いに納得する。 2000年〜2010年頃 「私は数学者です」 数学に転向してから 自分は生まれた時から一貫して純粋数学至上主義者であったし、これからもそうであることに気づく。 自分にも数学のゴミ論文が書けることがわかり勇気百倍。これからは、自分の事を「『自称数学者』を自称する者です」とも「『数学者』を自称する者です」とも言わず「私は数学者です」と言うことにした。 2010年頃〜 「私は数学者ではありません」 その後、数学研究者としてどうにかこうにかやってきたのだが、学生時代からずっと数学だけやってきた数学者と、しばらく外の世界をほっつき歩いていた私との メンタリティーのえも言われぬ違いの大きさに気づく。 そこで2010年頃から、「私は数学者でも何でもありません、その辺のおっさんです」と言うようになった。
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