- 169 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む [2012/04/21(土) 08:31:39.23 ]
- >>152 つづき
> 1.ガロアリゾルベントV>>15を作って、Vを用いて方程式の根をVの有理式で表す。Vの共役根をV'、V''、V'''・・・として、VをV'、V''、V'''・・・で置き換えることで根の置換を生じせしめる この話で一番分かりやすいのは、前々スレ198で紹介した www.amazon.co.jp/product-reviews/476870011X 数III方式ガロアの理論―アイデアの変遷を追って [単行本] 矢ケ部 巌 (著) 出版社: 現代数学社 (1976/06) 第24章 方程式の群を導入する P417で ガロアのもとのアイデアにそって、分かりやすく方程式のガロア群を導入している つまり、 ガロアリゾルベントV>>15 V=Aa+Bb+Cc+・・・ a,b,c・・・は、(重根を持たない)で問題の方程式の根、A,B,C・・・は根の置換で異なる値をとる ↓ 根の置換で異なる値V'、V''、V'''・・・を全て集めて F(x)=(x-V)(x-V')(x-V'')(x-V''')・・・ を作る F(x)の係数は、元の体(それが有理数体QならQに)((x-V)(x-V')(x-V'')(x-V''')・・・は置換で異なる値を集めたので根の置換で変わらない→対称式→根の基本対称式→根と係数の関係から元の体) ↓ 一般の5次方程式ならF(x)は既約で、120次元の方程式 ↓ V=Aa+Bb+Cc+・・を用いて a,b,c・・・は、Vの有理式で表される これをガロア論文>>3では、 a=φ(V),b=φ1(V),c=φ2(V)・・・ と表している 矢ケ部では、θを使っている ↓ ここで、V→V'などの置換で a'=φ(V'),b'=φ1(V'),c'=φ2(V')・・・ の根の置換が生じる(a'=φ(V')がまた元の方程式の根になることは証明があるので、どちらかの本を見ること) ↓ 一般の5次方程式ならこの置換はV→Vの恒等置換も含めて120個。つまり、5次対称群S5になる
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