- 53 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/03/05(月) 00:42:35.34 ]
- 命題
K を有限体(過去スレpart4の681)とする。 過去スレpart4の686より |K| は素数冪 q = p^m である。 L/K を有限次拡大とする。 n = [L : K](過去スレpart4の560)とする。 ψ:L → L をFrobenius自己準同型(過去スレpart1の220)とする。 このとき L/K はGalois拡大(過去スレpart4の844)であり Aut(L/K)(過去スレpart4の847)は ψ^m で生成される位数 n の巡回群である。 証明 >>52より L は X^(q^n) - X の K 上の最小分解体(過去スレpart4の542)である。 よって、過去スレpart4の876より L/K は正規拡大(過去スレpart4の844)である。 X^(q^n) - X は分離的(過去スレpart4の694)であるから L/K はGalois拡大である。 φ = ψ^m とおく。 α ∈ L のとき φ(α) = α^(p^m) = α^q である。 φ:L → L は単射であり L は有限集合であるから φ は全単射である。 よって、φ は L の自己同型である。 >>52より K は X^q - X の根全体と一致する。 よって、φ は K の元を動かさない。 よって、φ ∈ Aut(L/K) である。 >>52より L は X^(q^n) - X の根全体と一致する。 よって、φ^n = 1 である。 過去スレpart1の332より L の乗法群 L^* は巡回群である。 α ∈ L^* をその生成元とする。 |L^*| = q^n - 1 である。 φ^r = 1、1 ≦ r < n とする。 α(q^r) = α よって、α^(q^r - 1) = 1 これは α の位数が q^n - 1 であることに矛盾する。 よって、φ の位数は n である。 |Aut(L/K)| = n であるから Aut(L/K) は φ で生成される巡回群である。 証明終
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