- 20 名前:Kummer ◆SgHZJkrsn08e [2012/02/24(金) 12:08:27.66 ]
- 補題
K を可換体とする。 L/K をGalois拡大(過去スレpart4の848)とする。 E を L/K の中間体(過去スレpart4の854)とする。 T を Aut(L/K)(過去スレpart4の847)の有限部分集合とする。 任意の σ ∈ Aut(L/K) と任意の x ∈ E に対して σ(x) = τ(x) となる τ ∈ T があるとする。 このとき [E : K] ≦ |T| である。 ここで |T| は T の要素の個数である。 証明 任意の x ∈ E に対して x の K 上の最小多項式(過去スレpart4の554)を f(X) とする。 f(X) の L における根の集合を S とする。 x ∈ S であるから任意の τ ∈ T に対して τ(x) ∈ S である。 逆に任意の y ∈ S に対して過去スレpart4の613より K-同型(過去スレpart4の514)ρ:K(x) → K(y) で ρ(x) = y となるものが存在する。 過去スレpart4の887より σ ∈ Aut(L/K) で ρ の拡張であるものが存在する。 仮定より σ(x) = τ(x) となる τ ∈ T がある。 σ(x) = ρ(x) であるから y = τ(x) よって、S = {τ(x);τ ∈ T} である。 よって、|S| ≦ |T| である。 よって、f(X) の次数は |T| 以下である。 E/K は分離代数的(過去スレpart4の843)だから過去スレpart1の434より [E : K] ≦ |T| である。 証明終
|

|