- 355 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2010/02/18(木) 00:15:13 ]
- 眼が悪く見た金額の精度が微妙に分散してたらどうだろう。
覗いた方の封筒Aの中味は a 円 を中心とする a-ε<a<a+ε の一様分布だった…※ 出題主は片方の封筒Sを 1/2 の確率で基準封筒と選び、 金額を一様分布から決定し、他方にはその 1/2 倍と決めたとする。 大きい方が基準封筒ってことね。 基準金額が (a-ε)〜(a+ε) に入る確率を P(X)、 基準金額が 2(a-ε)〜2(a+ε) に入る確率を P(Y) とする。 Aが基準封筒になり、かつ、基準金額が (a-ε)〜(a+ε) に入って※を観測する同時確率は P(X)/2。 Bが基準封筒になり、かつ、基準金額が 2(a-ε)〜2(a+ε) に入って※を観測する同時確率は P(Y)/2。 よって覗いた方の封筒Aの中味が上記 a 円のとき、 Aが基準封筒であった事後確率は、(P(X)/2)/(P(X)/2+P(Y)/2) = P(X)/(P(X)+P(Y))。 Bが基準封筒であった事後確率は、(P(Y)/2)/(P(X)/2+P(Y)/2) = P(Y)/(P(X)+P(Y))。 よって、自分が見ていないBの金額の期待値 E[b] は、 E[b]=(a/2)P(X)/(P(X)+P(Y)) + (2a)P(Y)/(P(X)+P(Y)) =(0.5aP(X)+2aP(Y))/(P(X)+P(Y)) P(Y) = 2P(X) より E[b]=(0.5aP(X)+4aP(X))/(P(X)+2P(X)) = 4.5a/3 = 1.5a より 1.5(a-ε) < E[b] < 1.5(a+ε). 誤差εの極限を 0 に近づけるとそれは 1.5a に近づく。 b=1.25a と何が違うのかというと、 b=1.25a の計算のときには 1/2 だった金額観測後の基準封筒の事後確率を A:B=1:1 でなく A:B=1:2 と計算することになるところ。 Bが基準封筒である確率の方が実は2倍大きいんだ。 「有限の金額を確認後には変えた方がいい」というのは変わらないけど、こっちの方が正確じゃない?
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