- 28 名前:9 mailto:sage [2010/02/14(日) 12:13:52 ]
- 金額の組みを{5000円,10000円}とする確率と{10000円,20000円}
とする確率は1:1であるとすることが自然なことだと思わない理由は2つあります。 1つは世界の富が有限であるなどの事実は考慮したくなるからです。 もし袋に入っているのが金額ではなくて実数だとしても、「100が選ばれる確率よりも √(65146)+4546624が選ばれる確率は違うだろう」と根拠はないけど心理的には考えてしまいます。 2つ目の理由は、金額の組みを{5000円,10000円}とするか{10000円,20000円}とするかの 選択が全くできないことです。どういうことかを別の例で説明します。 Bが3つの箱の中の内の一つにアタリを隠し、他2つをハズレとし Aが1つの箱を選ぶというゲームを考えます。通常,Aがアタリを選ぶ確率は1/3となりますが もしBがどの箱にアタリを入れるかを意識的または無意識的に p,q,1-p-qの確率(割合)で 割り振るとしても(仮にBが[Aは直感で選ぶ時に右の箱を選びやすい]などの癖を知ってるとしても) Aがどの箱を選ぶのかを自由に決められるときは、AはAがアタリを選ぶ確率を1/3にできます。 例えば公正なサイコロを投げて,1か2が出たら右を選ぶ,3か4が出たら真ん中を選ぶ,5か6が出たら左を選ぶ という方法をとればp,qの値をAは知らなくても、Aがアタリを選ぶ確率は1/3になります。 このようにできる時はどのようにBがアタリを決めるかは関係ないので,そもそも3つの箱にアタリを が入っている確率は同様に確からしいと考えても問題ありません。 今回のような2つの封筒問題では、いくら公正なコインを投げたとしても 最終的に得る金額が2つの内の多い方となる確率を1/2,少ない方となる確率を1/2とすることはできても 賞金総額が15000円である確率と30000円である確率を1/2にはできないので 賞金総額が15000円である確率と30000円である確率を1:1にすることは 自然だとは思えません。
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