- 835 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2009/10/19(月) 01:23:23 ]
- >>832
無限小の定義は、実際に「無限小派」の人種に聞いてみないと 分からない。大抵の場合は、「物凄く小さい数」という曖昧な 定義しか与えられていない。ここで、もしその「無限小派」が (1)無限小εを1つ固定し、「0.999…」という記号列を1−εで定義する。 (2)1−ε/2などの量には、無限小数展開は定義しない。 という主張をするならば、我々は、この「無限小派」が 考える数の体系の矛盾を指摘することは出来ない。 なぜなら、こういう数の体系は実は矛盾しておらず、 数学的に構成可能だから。 数学的には、無限小は超準解析を使って厳密に定義できる。 そして、超実数体R^*から正の無限小εを1つ取って固定し、 「0.999…」という記号列を1−εで定義することは 何ら問題なく、従って、(1)(2)からは何も矛盾は導けない。 ただし、「無限小派」の多くは、(1)は主張するが(2)は主張しない。 そして、(2)を主張しない場合、「1−ε/2」という量に どういう無限小数展開を与えるのかは大きな問題となる。 というか、1−ε/2に自然な無限小数展開を与えることは もはや不可能である。 しかし、(2)を主張しない「無限小派」の多くは、1−ε/2もまた 「0.999…」だと思っている。この場合、1−ε/2=0.999…=1−ε ということになってε=0となって矛盾するので、この時点で 「無限小派」は黙ってしまう。 これが>>831の意味だ。
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