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代数的整数論 012



164 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2009/07/01(水) 21:57:28 ]
命題
X と Y を局所コンパクト空間とする。
μ を X 上の正値Radon測度(過去スレ009の730)とする。
写像 π: X → Y と写像 ψ: X → [0, +∞) がμ適合(>>157)であるとする。
さらに π と ψ は S = Supp(μ) において連続であるとする。
ν を μ適合な対 (π, g) から定まる正値Radon測度(>>158)とする。
このとき、任意の下半連続関数 f: X → [0, +∞] に対して、
(fπ)ψ はμ可測であり、
∫^* f(y) dν = ∫^* f(π(x))ψ(x) dμ となる。

証明
Φ = { g ∈ K+(Y, R) ; 0 ≦ g ≦ f } とおく。
過去スレ008の120より、f = sup Φ である。
g ∈ Φ に対して、関数 h_g : X → [0, +∞] を
x ∈ S のとき、h_g(x) = (g(π(x))ψ(x)
x ∈ X - S のとき、h_g(x) = +∞ で定義する。
h_f = sup {h_g ; g ∈ Φ} とおく。
x ∈ S のとき、h_f(x) = (f(π(x))ψ(x) である。

任意の g ∈ Φ に対して、h_g は下半連続であるから、h_f も下半連続である。
μ(X - S) = 0 であるから h_f = (fπ)ψ (μ-a.e.) である。
よって、過去スレ011の658より、(fπ)ψ はμ可測である。

過去スレ008の144より、
∫^* h_f dμ(x) = sup { ∫^* h_g dμ(x) ; g ∈ Φ}
= sup { ∫^* g(π(x))ψ(x) dμ(x) ; g ∈ Φ}
= sup { ∫^* g(y) dν(y) ; g ∈ Φ} = ∫^* f(y) dν(y)

一方、h_f = (fπ)ψ (μ-a.e.) であるから、
∫^* h_f dμ(x) = ∫^* f(π(x))ψ(x) dμ(x)
よって、∫^* f(y) dν(y) = ∫^* f(π(x)) dμ(x) である。
証明終






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