- 433 名前:Kummer ◆g2BU0D6YN2 [2007/06/05(火) 21:47:41 ]
- D を平方数でない有理整数で、D ≡ 0 または 1 (mod 4) と
する。 (a, b, c) を判別式 D の2次形式とする。 n を有理整数としたとき σ(n) = (0, 1)/(-1, n) とおく。 σ(n) ∈ SL_2(Z) である。 (a, b, c)σ(n) = (c, -b - 2cn, a + bn + cn^2) となる。 2次形式 (c, -b - 2cn, a + bn + cn^2) を (c, b', a') と書くと、 b + b' ≡ 0 (mod 2c) である。 一般に、(a, b, c) と (c, b', a') を判別式 D の2次形式としたとき、 b + b' ≡ 0 (mod 2c) となるとき、 (c, b', a') は (a, b, c) の右に隣接しているといい、 (a, b, c) は (c, b', a') の左に隣接しているという。 この関係を (a, b, c) → (c, b', a') と表す。 b + b' = -2cn とすると (a, b, c)σ(n) = (c, b', a') である。
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