- 768 名前:9208 ◆lJJjsLsZzw [2006/01/19(木) 15:27:51 ]
- 命題
A をDedekind整域(>>601)とし、I をその非零イデアルとする。 x ≠ 0 を I の任意の元とする。 I = (x, y) となる y ≠ 0 が存在する。 証明 I = (p_1)^(n_1)...(p_r)^(n_r) を I の素イデアル分解とする。 ここで、p_1, ..., p_r は A の相異なる(非零)素イデアルである。 xA ⊂ I だから、xA = IJ となるイデアル J が存在する (J = (xA)I^(-1) とすればよい). J の素イデアル分解に現れる(非零)素イデアルで p_1, ..., p_r 以外 のものを q_1, ..., q_s とする。 >>742より、 各 i において ν_p_i(y) = n_i 各 j において ν_q_j(y) = 0 となるものが存在する。 yA ⊂ I だから yA = IL となるイデアル L が存在する y の取り方から J と L は共通の素イデアル因子を持たない。 よって、J + L = A である。 よって、(x, y) = IJ + IL = I(J + L) = I である。 証明終
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