- 566 名前:9208 ◆lJJjsLsZzw [2005/12/21(水) 11:19:59 ]
- 補題
A をネーター局所整域 とする。 A の 極大イデアル m が単項なら ∩m^n = 0 となる。 ここで n はすべての整数 n > 0 を動く。 証明 Krullの共通イデアル定理(前スレの252) より明らかだが、 直接証明をする。 m = 0 なら、この補題は明らかである。 よって m ≠ 0 とする。 m = At, t ∈ A とする。m ≠ 0 だから t ≠ 0 である。 I = ∩m^n とおく。ここで n はすべての整数 n > 0 を動く。 x ∈ I とする。各整数 n > 0 に対して x ∈ m^n だから、 x = (t^n)y_n となる y_n ∈ A がある。 (t^n)y_n = (t^(n+1))y_(n+1) だから y_n = ty_(n+1) よって Ay_n ⊂ Ay_(n+1) である。 A はネーターだから、十分大きい n に対して Ay_n = Ay_(n+1) となる。よって y_(n+1) = (y_n)u となる u ∈ A がある。 y_n = ty_(n+1) より y_n = tu(y_n) よって (1 - tu)y_n = 0 となる。 1 - tu ∈ A - m だから 1 - tu は可逆元である。 よって y_n = 0 となり x = (t^n)y_n = 0 である。 従って、I = 0 となる。 証明終
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