- 333 名前:4900128 [2005/04/25(月) 17:50:47 ]
- 有限の次が有限なのはわかるけどね、それを常に
適用させると有限である自然数を 並べ終わったあとに余る実数なり部分集合なりから、 一対一の矛盾を導く対角線論法がおかしくなるべ。 余った要素に対応する新しい有限である自然数を、 順次作ってけばよくなるから。あれは有限の自然数を無限に 並べる手順が完了したと仮定して導く背理法だからね。 仮に自然数を並べ終えたなら、そのときの最後を考えるべきだしょ。 で、2^n(nは自然数のすべてを動く)の集合を Aとした場合、Aの部分集合を自然数の2進法表示と同一視すれば、 Aはすべて自然数だから、最後の自然数を抜いたAの総和は 最後の自然数をこえない。だから最後の自然数を抜いたAは 自然数と一対一の対応がつくべ。そうすると最後の自然数を 含んでいるAの部分集合も自然数に対応しるから、Aの冪集合は 可算濃度だべ。 最後の自然数を考えないとしると、2進法と同一視したAの部分集合を 小さい順に並べてったとき、2^Nが自然数であるかぎり それより小さい要素でできている部分集合はすべて自然数に 対応する。よって、この操作が完了したと仮定すると この列は全て自然数になる。 でも無限の要素をもつ部分集合は自然数に対応しないので、 背理。
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