- 35 名前:132人目の素数さん [2024/09/05(木) 08:44:34.97 ID:HJWV82EL.net]
- さて、対角成分がすべて1の上半三角行列Aの、成分aij,(j-i=1)の全体を
ランク1の対角並行成分と呼ぶことにする Uの2つの行列A、Bの積ABのランク1の対角並行成分は Aのi行目 1〜i−1番目 0 i番目 1 i+1番目 ai(i+1) i+2番目以降 *(任意) Bのi+1行目 1〜i−1番目 *(任意) i番目 bi(i+1) i+1番目 1 i+2番目以降 0 の内積なので 0×*+…+0×*+1×bi(i+1)+ai(i+1)×1+*×0+…+*×0 =(ai(i+1)+bi(i+1)) となる ここで、対角成分がすべて1の上半三角行列のうち ランク1の対角並行成分が0のもの全体 U1 を考えると その全体は行列の乗法で群となる、のみならず 両側から対角成分がすべて1の上半三角行列と その逆元を掛けたものも、やはり ランク1の対角並行成分が0となるので 正規部分群であることがわかる そして、商群U/U1は 「対角成分がすべて1で、 ランク1の対角並行成分”以外”は0」 のものとなり、これらは実は可換群である (ちなみにこれは加法群K^(n-1)と同型である) ここで、Uの可解性を、U1の可解性に帰着できた 以下同様に、ランク2以降の対角並行成分を考えて、U1,U2,…と続けていくと しまいには対角成分が1で上三角領域のうち 右上隅の要素以外が0のU(n-2)まで縮小できる そしてこれは実は加法群Kと同型であるので可換である したがって、B,U,U1,…,U(n-2)全てが可解群である!
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