- 30 名前:132人目の素数さん [2022/08/06(土) 16:21:35.97 ID:wTdR54r9.net]
- 訂正します:
野村隆昭著『微分積分学講義』 著者から,いただいた本(「謹呈 著者」という栞が挟んであった)を今,読んでいたら,説明不足な箇所がある証明を発見してしまいました. 亡くなってしまったので,もうメールで連絡できないのが残念です. p.182 定理7.19 D が面積確定な有界閉集合であるとき, D 上で連続な関数は D で積分可能である. f* は以下の関数です. I は D を含む区間です. f*(x) := f(x) if x ∈ D f*(x) := 0 if x ∈ I - D 「小長方形 I_{ij} 達への I の分割 Δ を考え, S(f*, Δ) と s(f*, Δ) を計算する際に, I_{ij} を次の3種類に分けよう.」 という記述の後で, I_{ij} を以下の3つの種類に分けています: (1) D の内部に含まれるもの. (2) ∂D と共通部分があるもの. (3) D の外部に含まれるもの. (4) D の内部と外部の合併集合に含まれるもの. I_{ij} の連結性により,(4)の場合が起こり得ないことを述べていません.
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