- 794 名前:現代数学の系譜 雑談 [2021/06/01(火) 00:12:12.26 ID:nGHQy4Vx.net]
- >>717 さらに補足
1.文 a)1∈2∈3∈・・∈∀n は、丁寧に書くと、 ∀n∈N(1∈2∈3∈・・∈n)但し n > 3 ・・(1) ってことだけど 2.これ以上の説明は、大学生には不要だろうが 高校生向けに、形式的に数学的帰納法を適用してみよう 1)上記(1)は、n=4で成立する 2)(1)がnで成立するとして、n+1は? ノイマン構成(>>678)だから、n∈n+1 が成り立つ よって、1∈2∈3∈・・∈n∈n+1 が成立する 3)(下記)数学的帰納法より、(1)は n > 3 なる全ての自然数で成立する (本当は、わざわざ数学的帰納法を使うまでもないことだが) 3.(1)の列は有限か? 1)まず、列 1∈2∈3∈・・∈n の項の数は明らかにn個で、よって列の長さはnだ 2)確かに、個々のnを見れば有限だが、∀n∈Nだったことを思いだそう 3)仮に、(1)の 1∈2∈3∈・・∈n の長さに、上限Lがあるとする(これは項の数の上限がLであることを意味する) しかしながら、かならず上限Lを超える数nを取ることができるから (∵∀n∈Nだから) よって、(1)の 1∈2∈3∈・・∈n の長さには、上限がない。つまり、上限がないという意味での無限である 4)もう一つの理解の仕方は、(1)の∀n∈N(1∈2∈3∈・・∈n)では、n→∞ と考えることでしょうかね(^^ ここは、各人が自分で考えて納得してもらうしかない(^^; (参考) www.u.dendai.ac.jp/~ochi/introalg.html 越智禎宏 電大 代数入門 1. 数と式 www.u.dendai.ac.jp/~ochi/introalg01.pdf 代数入門:数と式 1.1 数学的帰納法 自然数で重要な性質として次がある: (性質 N) 空でないどんな部分集合 S ⊂ N には必ず最小元が存在する. これは当たり前のようにも思える.この原理から,次の数学的帰納法(mathematical induction) が導かれる: (数学的帰納法) 自然数に関する命題6P(x) に対して,P(1) が正しく P(k) が正しいなら P(k + 1) も正しい,が任意の自然数 k に対して成り立つなら ば,全ての自然数 n に関して P(n) は正しい. 実際,S = {a ∈ N : P(a) が正しくない } とおく.もし S≠ Φ ならば,性 質 N より,S に最小元 b が存在する. 略 (引用終り) 以上
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