- 635 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2020/03/01(日) 23:14:20.87 ID:i2VXPeIF.net]
- >>602
補題1 A1,A2,A3が同一直線上にこの順に等間隔に並ぶとき、この直線上の点A4をA1,A2,A3,A4が等間隔に並ぶようにできる。 ∵)Pを直線外にとり線分PA2上にQを任意にとる。 PA1とQA3の交点をB1、PA3とQA1の交点をB3とすればB1B3//A1A3となる。 同じ手順をQを取り替えて行えばさらに線分PB1上のC1と線分PB3上のC3をとってB1B3//C1C3とできる。 C1C3とPA2の交点をC2とすればC2B3とA1A3の交点が求めるA4である。□ 補題2 A1A2と線分PA1上のB1とPB2上のB2においてB1B2が平行でA1ある時A1とA2の中点がとれる。 ∵)A1B2とA2B1の交点をQとする時、PQとA1A2の交点が求める中点である。□ 補題3 n≧1と補題1の設定の元にA1A2を1:2^(n+1)-2に内分する点Xと2:2^(n+1)-3に内分する点Yがとれる。 ∵)Pを直線外心に任意にとる。 補題1によりA1A2を2^n:2^n-1に外分する点Qがとれる。 Rを線分PA1上に任意にとりQRとPA2の交点をSとする。 A1SとA2Rの交点をTとしPTとA1A2の交点をUとすればUはA1A2を2^n:2^n-1に内分する点である。 補題2により中点を取る操作を何度もくりかえせばXとYが得られる。□ 定理 補題1の設定の元に任意の1未満の正の有理数tに対しA1:A2をt:1-tに内分する点がとれる。 ∵)t=a/bとなる自然数をとる。 補題2によりbが奇数の時しめせば十分である。 自然数nを2^n-1がbの倍数であるようにとれる。 この時2^n-1=bcとおけばa/b=ac/(2^n-1)であるから補題1,補題3により可能である。□
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