- 21 名前:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む mailto:sage [2019/11/16(土) 08:32:02.52 ID:hz0vD8O+.net]
- >>19
つづき 【172】さて、多様体Sの各点に割り当てるものを、数からベクトル空間に変えてみよう。 そうすると、多様体S内の各点sに数を割り当てるルール(関数)の代わりに、ベクトル空間を割り当てるルールが必要になる。 そのような規則のことを、「層」と呼ぶ。層をFで表すと、点sに割り振られたベクトル空間は、F(s)となる。 【173】つまり、関数と層との違いは、多様体Sの各点に割り当てるものの違いなのだ。 関数の場合には、数を割り当てるのに対し、層の場合には、ベクトル空間を割り当てる。 与えられた層に対して、各点sごとに割り当てられるベクトル空間の次元は、それぞれ異なっていてもよい。 例えば、次の図(図14?1)では、ほとんどのベクトル空間は平面(二次元ベクトル空間)だが、 ひとつは直線(一次元ベクトル空間)になっている。 ベクトル空間が、数の圏論化であるように、層は、関数の圏論化である。 つづく
|

|