- 447 名前:現代数学の系譜 雑談 古典ガロア理論も読む mailto:sage [2019/01/08(火) 18:41:09.56 ID:FuzPnRxY.net]
- >>386&>>390 補足
>γなんて、もし有理数としても、いわゆる汚い有理数にしかならないぜ ここで、言いたいことは単純で >>333に書いたようにγnは、 n有限の場合、γn= 1+1/2+1/3+・・・+1/n − log n と書くと、これは自明に超越数(>>333の通り) (∵ Hermite-Lindemannの定理 から、log n は超越数だから) (細かいことは飛ばして、簡単に説明すると) ここで、もし、n→∞で、オイラーの定数γが、なにか有理数になったとする 有理数だと、無限小数展開で、 ある小数点k桁目まで、非循環節で 小数点k+1桁目から、循環節になったとする (下記「循環小数の意味と分数で表す方法など」ご参照) ここで、kをある有限の正整数とする γnは、n→∞でγに収束するから、 十分nを大きく取ると、必ず小数点k+1桁目まで、非循環節にできるということ (∵ γnは、常に超越数だから) では、上記でγが有理数であることが否定されるかというと そうではない 有理数の稠密性から 必ず小数点k+1桁目、あるいはそれ以上の桁まで、非循環節を持つ有理数が存在する (なお、γは有限小数にはならないが、ほぼ自明なので説明省略) なので、おっちゃんのように、わずか小数点以下10桁の小数で、 ”汚い”とか言っている時点で、おいおいでしょう(^^; そんなので話がつくなら、だれかが証明しているでしょうね (参考) https://mathtrain.jp/junkansyosu 高校数学の美しい物語 循環小数の意味と分数で表す方法など 最終更新:2018/11/04
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