- 421 名前:132人目の素数さん mailto:sage [2018/08/17(金) 02:45:04.62 ID:kIZI7rJ0.net]
- [第2段]:2^e が無理数ではないとする。
すると、2^e は整数ではない実数だから、e>1 から、2^e は2以上の有理数である。 また、素数は無限個あるから、互いに素な n>m≧2 なる正整数 n,m の組 (n,m) は無限個存在する.。 従って、A={ (n,m)∈N^2 } n,m は互いに素な n>m≧2 なる正整数で、2^e=n/m } とおくと、Aは可算無限集合である。 (n,m)∈A を任意に取る。すると、2^e=n/m、従って、m!・2^{e}=n・(m−1)! は2より大きい整数、故に、M=(m!)^{m!} とおけば、 Mは正整数であり、(m!・2^{e})^{m!}=(m!)^{m!}・(2^{e})^{m!}=M・(2^{e})^{m!}=M・2^{m!e} は2以上の整数である。 級数 e=Σ_{k=0,1,…,+∞}( 1/(k!) ) の部分和を S_m=Σ_{k=0,1,…,m}( 1/(k!) ) とおくと、M、m!・S_m は両方共に正整数だから、 M・2^{m!・S_m} は正整数である。m≧2 から M・2^{m!e}≧4 であって、素因数分解の一意性から正整数 M・2^{m!e}、M・2^{m!・S_m} は 両方共に一意に素因数分解されるから、e>S_m から、(M・2^{m!e})/(M・2^{m!・S_m})=(2^{m!e})/(2^{m!・S_m})=2^{m!(e−S_m)} は 1より大きい有理数である。しかし、 m!(e−S_m)=m!( Σ_{k=0,1,…,+∞}( 1/(k!) )−Σ_{k=0,1,…,m}( 1/(k!) ) ) =m!・Σ_{k=m+1,…,+∞}( 1/(k!) )=m!・Σ_{k=m+1,…,+∞}( 1/(k!) ) =m!・Σ_{k=1,…,+∞}( 1/( (k+m)! ) ) =Σ_{k=1,…,+∞}( 1/( (m+1)・…・(m+k) ) ) <Σ_{k=1,…,+∞}( (1/2)^k ) =(1/2)・Σ_{k=1,…,+∞}( (1/2)^k )=(1/2)・1/( 1−(1/2) ) =1/(2−1) =1 から、1<2^{m!(e−S_m)}<2、従って、(1/2)^{m!}<2^{e−S_m}<2・(1/2)^{m!}。 可算無限集合Aの点 (n,m) は任意であるから、Aの定義に着目して n,m → +∞ とすれば、 0≦lim_{m→+∞}(2^{e−S_m})≦2・0=0 であって、im_{m→+∞}(2^{e−S_m})=1 から 0≦1≦0 となる。 しかし、これは成り立たず矛盾する。この矛盾は実数 2^e を無理数ではないとしたことから生じたから、 背理法が適用出来る。故に背理法を適用すれば、2^e は無理数である。
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