- 696 名前:現代数学の系譜 工学物理雑談 古典ガロア理論も読む mailto:sage [2017/10/22(日) 14:10:11.40 ID:jBlaYViq.net]
- >>630 つづき
2)多項式環←→時枝の箱の無限数列の同値類 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E9%A0%85%E5%BC%8F%E7%92%B0 多項式環 (抜粋) 定義 体 K に係数を持つ不定元 X に関する多項式とは p(X)=p_m*X^m+p_m-1*X^m-1+・・・ +p_1*X+p_0 =Σ _{k=0〜m }p_k*X^k の形の式のことである。ここで p_0, ・・・, p_m は K の元で、p の係数といい、X, X^2, ・・・ は形式的な記号だが X の冪という。 注意すべき点として、多項式には項が有限個しかないこと −つまり十分大きな k(ここでは k > m)に関する係数 p_k がすべて零であるということ− は、暗黙の了解である。 体 K に係数を持つ多項式全体の成す集合は可換環を成し、K[X] で表して、K 上の多項式環 (ring of polynomials over K) と呼ぶ。 環 K[X] の性質 体上の多項式環 K[X] は多くの面で整数全体のなす環 Z と非常によく似ている。この類似性と多項式環の算術はガウスによって徹底的に調べられ、ガウスの理論は19世紀後半のクンマー、クロネッカー、デデキントらの手による抽象代数学の発展のモデルとしての役割を果たした。 (引用終り) つづく
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