- 63 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む mailto:sage [2016/12/31(土) 10:30:14.26 ID:VK/jj9Lp.net]
- さて
(前スレより再録) rio2016.2ch.net/test/read.cgi/math/1480758460/619 現代数学の系譜11 ガロア理論を読む26 619 名前:華厳のパンダ ◆2VB8wsVUoo [sage] 投稿日:2016/12/25(日) 02:45:35.79 ID:O010A8Dr [1/3] 数学を何だと思うかは「その人それぞれ」ですが、私の場合には構造と いう考え方を重視するので、従って『数学の完成形はブルバキの形式』 という思想ですね。そもそも数学の価値とか意味は: ★★★『人間の都合とか恣意性を完全に排除する理性の象徴としての絶対神』★★★ であり、従ってある特定の数学に応用がアルか否かに関しては客観的な 判定基準なんて当然に存在しません。だから一見して応用がなさそうに 見えるものが後日に有用になったりします。但し甚大な応用がアル理論 は(その妥当性から)「ソコから豊かな構造が取り出せる場合がアル」 というだけの事でしょうね。 でもこれは人間に更に近い物理でさえそうであり、例えば黎明期の電磁 気学に膨大な応用がアルなんて事をFaradayやMaxwellが具体的に予想し たとはとても思えない。そして「点接触型トランジスタ」を最初に発見 したShockley-Bardeen-Brattainが現代社会に於ける膨大な応用(とい うかもはや社会構造の一部でさえある半導体集積回路)を予想した筈は ないでしょう。 初代インテルチップの設計者のおひとりであられる嶋正利先生でさえも、 ご自分の貢献が(生きてるうちに!)神戸の京速計算機の基本構成要素 に使われるなんて、まさかお考えにはなられなかったのではないかと。 だから理学と工学の間の線引きなんて、そもそもナンセンスでしかない。 そういう
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