- 112 名前:現代数学の系譜11 ガロア理論を読む mailto:sage [2016/12/31(土) 14:14:15.74 ID:VK/jj9Lp.net]
- >>97 関連うすいが
>その仕事の結果、ウィッテンは、(2,0)-理論がコバノフホモロジーと呼ばれる数学の概念とも近いことを示すことにも使った[6]。 www.kyotoprize.org/laureates/commemorative_lectures/ 歴代受賞者記念講演録 | 京都賞: www.kyotoprize.org/wp/wp-content/uploads/2016/02/30kB_lct_JP.pdf 2014年 第30回 基礎科学部門数理科学(純粋数学を含む) エドワード・ウィッテン (抜粋) 物理と数学を巡る冒険 エドワード・ウィッテン 幼い頃から私は天文学に魅せられていました。もっとも当時これはさほど珍しい ことではありません。と言いますのも、1950年代後半に宇宙開発競争が始まり、誰 もが宇宙に胸を躍らせていたからです。それ以前から天文学に興味があったかど うかはあまりよく覚えていません。ただ、9 歳か10歳の頃に、3 インチ反射望遠鏡 を贈られて、それで土星の環を見ることが、少年時代の私には無上の楽しみの1 つ でありました。 子供の頃は天文学者になりたかったのですが、自分が大人になる頃には、天文学 者は宇宙で暮らし、宇宙で仕事をしなければならなくなると子供心に思い込んでい ました。私にはそれがとても危険なことのように思えました。 11歳の頃、その年齢にしては高度な数学の本をプレゼントされました。理論物 理学者だった父は、私に微積分の手ほどきをしてくれました。そのため、しばらく の間は数学に熱中しました。ただし両親は、数学(と両親が考えるもの)に私が急激 にのめり込んでしまうことをよしとせず、ですから、私が初歩的な微積分よりもは るかに本格的な数学に触れることになるのは、それからずいぶん先のことになりま す。当時の両親の方針が良かったのかどうか、今の私にはわかりません。ただ、そ のため長い間、私が教わるたぐいの数学が、抜本的に新しいものであるとか手ごた えがあるものというふうには思われませんでした。それがどの程度影響
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