- 695 名前:132人目の素数さん [2016/09/17(土) 08:50:23.77 ID:MokdApDK.net]
- つづき
即 ち,もし1 つのスクリーンに無限個の穴を空け,その結果スクリーンがもうそこには存在し ないという,彼のobservation は大変面白いものです.Feynman が示したことは,S(source) と O(detector) の間に何もない(つまり,1 つのスクリーンもない) 空間があるとしても,粒子がS からO へ伝播する確率振幅は(存在しない) スクリーン達の各々の穴達の各1 つを通って行く 確率振幅達の和になることである.換言すれば, mathcal{A}(t=0 にS を出発しt=T にO に至る) = sum_{(paths)}mathcal{A}(t=0 にS を出発し,ある特定の経路を経てt=T にO に至る) これはS 1 に書いた式(15) K(t,x; O,y)=sum_{X:X(0)=y,X(t)=x}varphi|X] と同じことである. 図9. 経路を連続な折線で近似する 数学的厳密にこだわる人は如何にsum_{(paths)} を定義するかについて心配する.Feynman は Newton やLeibniz に従った.図9 のように,経路を短い線分達からなる(連続な) 折れ線で近 似する.そして,線分達の長さをzero にする.すると,これは,お互いに無限に近いスクリー ン達(各スクリーンには無限個の穴が空けられた) が置かれた空間を丁度一杯にしていること になります....... 謝辞.筆者が手描やXerox コピーで用意した本稿の図をtex text 用に変換するに際して,熊 ノ郷直人さんに助けて頂きました.ここに厚くお礼を申し上げます. まとめ 経路積分(汎関数積分) とは, すべての経路(場) に渡って「足し上げる」こと Cf. 統計力学の分配関数(partition function) おわり
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