- 16 名前:すてきななまえをつけてね。 mailto:sage [2013/01/28(月) 00:54:29.94 ID:V+yK6yhb0.net]
- 韓国語版のシユ曲で、面白いものを最近一つ見つけたので、ここで紹介。
いわゆるトークロイドの曲で、韓国語の方言ラップを兼ねてる曲が登場してる。 作曲者は「Arirang」や「ホンシ・ソング」などでおなじみのGa Gain(カ・ゲイン)Pさん。 曲名は「Wakano the Busanloid」。 YouTubeやクリクルに上がってる。 「Wakano」というのは、釜山弁で「ワ・カノ(『なし、そげんとや』『なんで、そないやねん』)」という意味。 (ソウル弁なら「ウェ・グレ」という。) また、「Wakano」の綴りは、YouTubeではアルファベット表記、クリクルではハングル表記にしてある。 彼氏に二股を掛けられてると知ったシユが、釜山弁で猛烈に彼氏をどやしつけ、しまいには縁切りを突きつける、 電話を切った後も立腹して荒れまくり、あわや、お巡りさんに引っ張られそうになる、 ヤケ酒の焼酎をあおりながら、「あげん男は、もうどげんでもよか・・・」と、 飲み過ぎのしゃっくりとともに独り言をぼやく・・・という内容なんだな。 釜山弁ならではの、すごく大きな抑揚と単刀直入な言葉遣いが特徴的な、ユーモラスで闊達な歌だよ。 カ・ゲインPさん自身から、自由二次創作の許諾が公表されてるので、 釜山や大邱(テグ)をはじめとする、慶尚(キョンサン)道地域の出身の人たちが、 クリクルの「プレイクル」(いわゆる「歌ってみた」の部門)で、 自分流の解釈の「ワカノ」をいろいろあげてるよ。 こっちも、それぞれの人の個性が強く出てて、なかなか面白いものになってる。 「電話場面で、原曲ではシユの単独歌唱のところを、異性の歌い手さんとのすったもんだの掛け合いに」とか、 「外で荒れまくる彼女、ところが、お巡りさんが来た途端、いきなり猫なで声のおとなしい子に急変」とか、 「原曲ではどこか屋外で一人酒あおってるように解釈できそうなのが、実は呑み屋の中で、 『おばちゃーん!(=焼酎もう一本!)・・・ヒック!』の台詞つき」とか・・・。 また逆に、釜山弁のこの曲を「ソウル弁の男ヴァージョン」で再解釈してる人もいたりして、 こっちも結構面白いものに仕上がってるね。
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