- 99 名前:今、天王星のwiki見てきたら軌道傾斜角(i) が0.774°だった mailto:sage [2021/03/05(金) 15:14:19.70 ID:nPtmkGME.net]
- 岩手県陸前高田市で津波にのまれ、トタン屋根の上で17時間漂流した末に助かった佐々木陽一さん(40)は、
一緒に逃げた母のみき子さん(当時57歳)と、引きこもりで自宅にいた弟の仁也(じんや)さん(同28歳)を失った。 突然の激しい揺れに襲われたあの日。当時、小学校の非常勤講師だった佐々木さんは自宅にいた。「巨大な津波が来る」と直感した。 2階の弟の部屋の前で、母が扉越しに「早く逃げて」と声をかけていた。それでも扉は開かない。 弟は中学時代から引きこもりがちだった。佐々木さんは「2階まで波がこないでくれ」と祈りながら、 扉のそばに米10キロと炊飯器、ジュース24缶とスナック菓子を置いて、母と逃げた。 ごう音とともに道路を駆け上がってきた黒い波にのまれ、佐々木さんは母と市営球場まで流された。 何とか内野スタンドに上がったが、さらに津波が迫る。「もう駄目だ」と弱音を吐くと、母は「せっかく助かったんだ。生きろ」と言った。 それからすぐ、佐々木さんは流れてきたトタン屋根に乗ったが、急に水位が上がり、母は沈んでいった。声をかける間もなかった。 佐々木さんは翌朝、海岸に一人流れ着いたが、弟は数週間後、母は1カ月後に遺体で見つかった。 https://news.yahoo.co.jp/articles/8354b2e55444de885dfc9316780dc5b202502acf
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