- 1 名前: ◆CRIME8u.mE @よろしく哀愁φ ★ [2010/02/24(水) 07:24:48 ID:???0]
- 幻の巨大地下ホール計画、神戸市の含み損208億円
2010年2月24日2時13分 神戸市がバブル期に六甲山の地下に巨大な音楽ホールの建設を 計画し、阪神大震災後の財政難で凍結した後、市土地開発公社が 先行取得していた土地を市議会に報告せずに総額220億円で購入 していたことが明らかになった。「塩漬け土地」の評価額は12億円に 下落。208億円余りの税金がムダになった。今月公表された今年 度の包括外部監査で発覚した。 神戸市の資料では、「六甲シンフォニーホール」は1991年から構想 に着手。六甲山の地下約200メートルの岩盤を約30万立方メートル 掘削して空間を造り、1800人収容の大ホールを建設する計画だった。 建設費は約350億円。コンセプトは「地中でしか味わうことができない 神秘的で感動的な大空間」だった。 当時の笹山幸俊市長が「世界のトップレベルのオーケストラが来る ようなものにしたい」と推進し、市土地開発公社に依頼して91年に JR新神戸駅近くの民有地5709平方メートルを、地下ホールに通じる ゲート前の駐車場用地として160億8400万円で先行取得した。 だが95年の震災で財政が悪化。98年に当時の助役が「計画は凍結」 と答弁し、塩漬けになった。 公社は市が全額出資する外郭団体。土地購入に議会の承認が不要 なため、地価の上昇を見越して市の事業用地を先行取得する役割を担う。 しかしバブル崩壊後は保有地の地価が下落する一方、金融機関から 用地購入費を借りていることから、塩漬けのままだと金利負担だけが 増す。このため、市は95〜05年度にかけて、土地の価格に金利や経費 を上乗せし、一般会計から総額220億1200万円を支出して分割購入した。 市の条例では8千万円以上の財産取得には議決が必要だが、1万平方 メートル未満の土地は免除される規定があり、「公有財産の購入費」の 中に含めて予算計上されてきた。(続く) www.asahi.com/national/update/0224/OSK201002230204.html
|
|